コーパーキャニヨン

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1948年に中3の安孫子が「RING」にて発表した西部劇絵物語。
1950から1951年にかけて「少太陽」でも連載された。
小松原滋名義。

RING版

少太陽版

あらすじ

#1 (カースンからの奪還)

モルガンは、隊から逃亡しようとしたカースンが盗んだ金袋を取り返す。インデアンは、カースンから「白人が猟場をあらす」と吹き込まれ襲撃の狼煙を上げる。(#2冒頭の「前回までのあらすじ」をもとに記載)

#2 (幌馬車隊対インデアン)

幌馬車隊のもとに大勢のインデアンが襲来。大決戦となる中、モルガンはインデアンに扮したカースンに肩を撃たれ倒れる。幌馬車隊員の死がいのそばで泣き叫ぶジャッキーを豹(ジャガー)がさらっていく。意識を回復したモルガンは「ジャッキーィ」と何度も悲痛に叫ぶ。

#3 (地図とギャング)

20数年後のアリゾナ。モルガンは、雷雨の中で死んだ若者から地図を受け取った直後、ギャング達に取り囲まれる。紅の羽の矢が飛来しギャングの一人の胸を貫く。(#4冒頭の「前回までのあらすじ」をもとに記載)

#4 (ジュルジウエとの対決)

矢を放ったのはレッドウイング。ギャング対インデアンの戦いの中、モルガンは遭遇したジュルジウエに撃たれそうになるも早撃ちで回避。肉弾戦をしかけられるも鉄拳で殴り倒す。その直後ジュルジウエをかばってアパッチの毒矢を受けたモルガンは、アパッチを銃で撃退するが、ジュルジウエは逃走。モルガンは毒矢の手当をしているところを別のアパッチに矢で狙われるが、デニスの見事な銃の速射で助かる。2人は馬でユニオン・タウンに向かう。

#5

不明。

ページ数

#3を10p前後と仮定すると、合計60p以上あったと考えられる。

#p数備考
112目次から推測
211
3?
414
516目次から推測

登場人物

1モルガン幌馬車隊の隊長。モーガンと表記されることも。
2カースン幌馬車隊の副隊長。モルガンから大金を盗む。
3ジャックモルガンの息子。#2の時点で「今年2才」。
4レッドウイングアパッチ・インデアンの首領。片目はつぶれている。大男。筋肉隆々。胸はパンのように膨れている。
5ジュルジウエ西部の怪盗。モルガンを襲ったギャングの首領。黒い眼帯をしている。シェリフ時代のモルガンに捕らえられるも脱走する。
6デニスユニオン・タウン町長ホールデンの息子。西部男児。
7アイアン・スタア(鉄の星号)デニスの愛馬。